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環境調査事業部

国土の四方を海に囲まれた我が国において、海岸は我々にとって身近な存在であり、古来より人々の生活と生産活動を支えてきた、かけがいのない公民共有の財産です。

しかし近年、我が国の海岸には国内又は周辺国から排出された大量の漂着物が押し寄せ、生態系を含む海岸環境の悪化、浜辺の美観の喪失、海岸機能の低下、漁業への影響等の被害が生じています。

世界的な規模では、2050年には海洋プラスチックの量が、海にいる魚を上回るという予測が出ています。
(参考:WWFジャパン「海洋プラスチック問題について」)

株式会社 東海環境調査は次世代に美しい海岸、山林、河川を引き継ぐ事ができるよう貢献していきたいと考えています。

従来の海岸漂着物の調査方法

調査地点への進入が比較的容易な場合の調査分析方法は、「地方公共団体向け漂着ごみ組成調査ガイドライン(令和3年10月第3版)」に従って、下記の順序で行っています。

①調査海岸の事前調査、調査時期の選定
②漂着ごみの回収、分類、計測(数量・容積・重量)及び記録
③調査結果の報告書作成
④調査地における特性の分析、考察、施策立案

なお、回収したごみは分類、計測が終了後、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」 及び各地方公共団体の廃棄物処理計画により適正に処理を行っています。

写真:三重県鳥羽市 奈佐の浜(答志島)

ドローンによる調査方法

堆積量の把握について

従来は多人数長時間により漂着物の堆積量を算出していましたが、ドローンによる写真測量、レーザー測量を行う事により、少人数短時間で成果を上げることができます。
弊社実証実験により、従来と比較して作業人数80%減、作業時間50%減を達成しています。

海岸の漂着物に限らず、広大な面積に広がる様々な堆積物の調査は、ペットボトルをはじめとするプラスチック系ごみ量や、天然資源となる灌木流木量の把握にも役立ちます。

測量精度の確保

弊社では正しく3次元点群データを自動生成するに当たり、RTK(リアル・タイム・キネマティック)による計測を採用しています。

従来のGPSのみの測位の場合、2メートル前後の誤差が発生するのに対し、RTKによる測位は±5cm以内の誤差に収めることが出来る技術で、国土交通省 公共測量の規定許容範囲内の精度を出すことが出来ます。

DJI MATRICE350RTK+ZENMUSE L2
(飛行エリア 三重県鳥羽市 答志島)

DJI MATRICE350RTK+ZENMUSE L2
計測飛行中 コントローラ画面

3D点群 堆積量の算出 KUMIKI使用

3D点群 堆積量の算出 DJI TERRA使用

複雑に山積みされている産業廃棄物量の把握には、従来の測量手法では困難です。
危険を伴う現場作業をUAVの力で解決し、コストカットを実現しましょう。

3D点群測量 KUMIKI使用

写真測量 KUMIKI使用

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